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interview

流行ヘアからインスタ運用術まで。気鋭の美容師らが語る最新トレンドとHydraidの親和性

大川侑世(PEEK-A-BOO原宿店)×井上珠実(GARDEN YOKOHAMA)×松下ひとみ(MINX Aoyama)

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ニューノーマルで変わりゆくライフスタイル。髪型に求められるのは快適さ?

―トレンドよりも自分に似合うスタイルを求める方が増えたのは、どのような理由からですか?

松下:自分と一緒にお客さまの年齢層も上がってきているので、トレンドを追うよりも自分に似合うものや落ち着いたものを好む世代になったのかもしれないですね。また、コロナ禍の影響もあるのか、人からどう見られるかより、自分がいかに快適に過ごせるかを重視する傾向にあると感じます。

再現性や色持ちのよさを求める方も増えました。スタイリングが楽で、手間がかからず、自分に似合う髪型をオーダーされることが多いです。

大川:たしかに、ホームケア用品も充実してきていますよね。家電量販店に行っても、アイロンやドライヤーなど、新しい機器がどんどん出ていてるので、再現性は重要な気がします。

井上:お客さまとお話ししていると、シャンプーの種類やヘアケア機器に詳しい方が多いなと感じますね。松下さんがおっしゃったとおり、楽にスタイリングできることを求める方は多いです。アイロンでセットしなくても、ヘアオイルをつけるだけでかわいく決まるストレートスタイルをご提案することもよくあります。

美容師が大切にするInstagramの統一感とは?

―先ほどInstagramの話が出ましたが、美容師のみなさんも仕事の一環としてSNSを活用していて、フォロワーがたくさんいますよね。Instagramを運用するうえでの工夫などありましたらお聞かせいただけますか。

井上:運用の工夫というかフォロワーが増えたきっかけで言いますと、私の場合は担当したヘアスタイルの作品がGARDENのウェブサイトに掲載されたタイミングや、自分のアップした投稿の閲覧数が伸びたときが多いですね。

去年、アシスタントからスタイリストになったのですが、コロナ禍の影響で社内のカリキュラムが終わってからデビューするまでに期間が空いたんです。デビューと同時にお客さまから指名していただける状態になっておきたかったので、空いた期間に先輩の撮影について行き、投稿のクオリティーを上げるためのアドバイスをいただいたりしました。

松下:私は、いまはあまりInstagramに力を入れていないのですが、自分がかわいいと思うスタイルをひたすらアップしています。1つ気をつけているのは、あまり自分のスタイルと関係のない投稿は避けることですかね。先ほど大川さんがおっしゃっていましたが、投稿に統一感が出ると、お客さまにも自分が得意とするスタイルが伝わりやすくなりますよね。

大川:そうですね。ぼくも以前はパーマスタイルや暗めカラーのスタイルもアップしていたんですが、ハイトーンカラーだけをアップするようにしたら、フォロワー数がかなり伸びました。

さらにハイトーンでも、ロングヘアではなく、ボブだけに限定していますね。ロングヘアを得意とするスタイリストはたくさんいますが、それだと埋もれてしまうと思ったので、あえて絞り、差別化したことが功を奏したのかもしれません。

井上:Instagramはかわいいスタイルをアップするのはもちろん、「これをアップすればバズる」みたいな法則もあるような気がします。バズっている投稿をよく見比べて、多くのユーザーの目に留まるものはなんだろうと自分なりに研究して投稿したものは、閲覧数も多い気がしますね。

大川:自分もある意味、戦略的に「これをアップしたらバズる」という投稿をしたことがあります。このあいだバズったのは、カラー剤をひたすら塗っている動画でした(笑)。

本当は完成したスタイルの投稿を見てほしいので、経過だけを見せる投稿はあまりアップしたくないのですが、そこから本当に見てもらいたい投稿に飛んでくれることを期待しています。

大川侑世氏のInstagramより

Hydraidとトレンドの親和性。カラーの色落ちを防ぎ、髪に快適さをもたらす

―みなさんの美容室に導入されている美容機器Hydraidも認知度を高めるためにInstagramを運用しています。Hydraidを使ったことはありますか?

全員:使っています!

目に見えない小さな水粒子を髪の内部に浸透させ、髪にツヤを与えるHydraid(HydraidのInstagramより

大川:ぼくがHydraidの効果で一番実感しているのは、松下さんがトレンドでおっしゃていた色持ちの良さですね。カラーのあとにシャンプーしたら色が抜けていることが多いのですが、カラーの放置時間にHydraidをあてておくと、色持ちが良くなるし、仕上がりも想像どおりになります。

ぼくの提案するスタイルはブリーチで18、19トーンくらいまで色を抜くので、抜けやすいことを加味して色を入れているのですが、思いどおりの色に仕上げる際に、Hydraidはひと役買ってくれています。

井上:私も色持ちの効果を強く実感しています。お客さまを施術するときもそうですし、私自身もハイトーンでブリーチを何度もしていますが、Hydraidをあててカラーをすると、持ちの違いは明らかですね。お客さまからも、「色持ちが全然違う」「手触りの良さに驚いた」という声をいただくことが多いです。

松下:私は30代のお客さまたちにすごくウケていると感じます。エイジングの影響が髪に出始める年代なので、ツヤが欲しい方や、色持ちを良くしたい方におすすめしたいので、私もカラーのときにすすめています。

普段から自分が使って本気でいいと思わないと、いくら新しいものでも絶対におすすめすることはないのですが、自分でカラーをした際に、Hydraidをあてたらツヤが全然違ったんですよね。私自身もエイジング毛ですし、自分で実感できたからこそ、お客さまにも同じように実感していただきたくて。

髪のツヤの有無で、見た目の若さは大きく変わりますし、髪がまとまることで、日々のスタイリングも楽になる。ごわつきやパサつきで悩む方にはぜひ試してみてほしいですね。

―最後に今後のキャリアや、理想のスタイリスト像について教えてください。

井上:まだスタイリストになりたてで、今後のことは考え中なのですが、まずは新規のお客さまにいかにリピートしていただくかを考えています。一緒に歳を重ねながら、ずっとお客さまをきれいにし続けられる美容師になりたいです。

大川:ぼくは店長にもなりたいし、海外でも活躍してみたいし、パーマスタイルも好きなので、パーマ推しに方向転換したい……など、やりたいことだらけです。コンテストが昔から好きなので、いまはそちらに力を入れています。自分のやりたいことに全部チャレンジさせていただける環境なので、お店には感謝しています。

松下:私はいまのMINXでの環境にとても充実感があり、やりたいことを叶えられると思っているので、このまま店舗で働き続けたいと思っています。美容師は立っていられる限りは続けられる仕事。お客さまに必要とされる限りは、現場に立ち続けたいですね。

大川侑世 PEEK-A-BOO原宿店
仙台ビューティーアート専門学校卒業。2016年PEEK-A-BOO入社。年間1200名以上のカラーリングを施し、そのうちハイトーンカラーは9割を越えるハイトーンカラーのスペシャリスト。202年の「WELLA Passionistas(ウェラパッショニスタ)にも選出される。
井上珠実 GARDEN YOKOHAMA
神戸ベルェベル美容専門学校卒業。2018年4月GARDEN入社。現在、2022年に横浜オープンした「GARDEN YOKOHAMA」へ在籍。トップスタイリストとして活躍中。
松下ひとみ MINX Aoyama
山野美容芸術短期大学卒業、MINXに入社。2022年執行役員に就任。おしゃれなヘアデザインに定評があり、感度の高い女性から絶大な支持を集める。メディアへの出演、ヘアメイク、ヘアショーやセミナー講師としても活躍。
PEEK-A-BOO 原宿

〒150-0001

東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿4F

Tel:03-5468-0822

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GARDEN YOKOHAMA

〒221-0835

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-8-5 エスフォレスト1F

Tel:045-577-0916

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MINX aoayama

〒107-0061

東京都港区北青山3-5-23 吉川表参道ビル2・3・4F

Tel:03-3746-2722

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